化粧水の決め手であるスキンケアの浸透率とは?
- 2017.02.25
- アテニア

アテニアのスキンケアは浸透率を考えている
何気なくロにする “浸透”という言葉こそ、もっとキレイになるためのキーワードだということをあらためてちょっぴりディープに解説!
改めて考えてみる信頼できる成分をきちんと肌の奥へ成分のナノ化、親油性、親水性、ドラッグデリバリーシステムetc.、最新スキンケアコスメの特徴を紐解くと見かけるのがこれらのワード。いずれも肌の奥へと、確実に成分を浸透させるためのテクノロジーを表しており、年々進化を遂げている。
それに対して、注目度の高い美容成分として挙げられるのは、ヒアルロン酸やコラーゲン、ビタミンCなど。確かな効果を求めながらも、安心や安全を求める昨今のニーズに呼応した、長年愛されつづけている成分である。すなわち、今、私たちが求めているのは、 “信頼と実績のある成分をきちんと肌の奥まで届けられるコスメ”と言えるはず。
浸透率は、肌の状態に左右される、ということ
浸透とはバリアを通過すること “浸透”というと肌にいいイメージがあるが、そう単純ではない。「肌は外気に触れる、カラダのもっとも外側にある臓器であり、ウイルスや細菌といった異物や刺激が体内に入って悪さをするのを防ぐ砦のようなもの。
簡単に異物や刺激が体内に侵入=浸透されては困るため、角質や油分と水分の層が交互に並んだラメラ構造の細胞間脂質などで強固なバリアを形成し、異物や刺激をブロックしています。このバリアを通過できるサイズは50〜70nmと非常に小さいうえ、細胞間脂質がその名のとおり “脂”であり、油性。水性の成分は弾かれ、入りにくいという傾向があるのです」つまり、肌はそう簡単に美容成分を浸透させてくれないのが現実なのだ。
ヒアルロン酸とコラーゲンが肌にしてくれることとは?
潤い、ハリ、弾力を支え、しなやかにたった1 gで64もの水分を抱え込むといわれるヒアルロン酸は、表皮と真皮に存在し、肌のみずみずしさをキーズコラーゲンは肌の約70%を占める、いわば肌のメイン成分。真皮に多く存在し、ハリや弾力を司る。どちらも肌にとって欠かすことはできないが、残念ながら年齢とともに減少する。
化粧品の成分としてのコラーゲンは保湿やハリを高める効果が期待でき、新たなコラーゲンや細胞の材料として使われることも。ヒアルロン酸は細胞間脂質の中へうまく取り込まれれば、保水の他、もともと存在するヒアルロン酸の働きをサポートしてくれます。
浸透のカギは、美容成分の分子量の大きさ。大きい分子は浸透しにくい。分子量が大きい高分子のままではラメラ構造を通過できません。そのためアテニアではさまざまな浸透メニューをラインナップしている。
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